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ジョイント195

自分が思いついた文章を徒然なるままに書くブログです。二次創作系。がんばっていきます!
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vs自覚のない奴ら
今回は…なんていうかいろいろやりたかったことを詰め込んだ感じです!
バカップルな二人。そして主人公は谷口。いろいろキャラがアレですけど…そこまで変にぶっ壊れたりしてないんで、結構サクっとお読みいただけると思います。見てやってください!どうぞ!
どうもこんにちは。涼宮ハルヒシリーズに脇役として出演し、ことごとく良い目をみない男。谷口です。
え?下の名前。そりゃ禁則事項ってもんでしょう。お前さんよう。
それだったらさ、鶴…いやなんでもない。なんでもないから。マジで。だからさ、変な黒服集団とか勘弁してください!本当に!
…さてここで俺が語り部に選ばれたのには理由があるんだ。今回あいつではなく俺が選ばれたちゃんとした理由が。これは我が一年五組との男達と、自覚のないあるバカップルとの水面下の闘いを描いたストーリー。だからこそ渦中のあいつじゃダメなんだ。
はぁ…キョンの奴、入学した頃はあんなんじゃなかったのによ…。




朝、いつものように登校した俺。ドラマチックに、食パン咥えて『遅刻、遅刻!』なんて言いながら走ってる転校生の女の子と曲がり角でぶち当たる――――なんてわけもなく。そもそも俺の登校時間が遅刻ギリギリじゃねえし。まあいつも通りに登校した。
ていうかそんな出会いをした奴がいたらその場所を詳しく教えてくれよ。俺ずっとそこで待ってるから!本気で。
とまぁ脱線しちゃったけどよ。本当にいつも通りに登校したんだよ。

「うぃーす」

「ああ。おはよう。谷口」

それで真っ先に挨拶してくれたのは国木田。なんか何気にずっとつるんでいる友達さ。何回ナンパしに行こうと誘って断られたことか。
『楽しそうだね。でも僕は遠慮しておくよ。結果だけ教えてね』
なんて言っていつも涼しい顔で受け流してくれる。そして俺が惨敗続きなのを見て、いつも慰めてくれるのさ。良い奴だ。だから一緒に行ってくれても良いじゃないかと思うがこういう感じになっちまったものは仕方がない。だからこそ、俺は次の出会いを求め続けるのさ!
…ごめん。また脱線した。

「それでさ、またみたい…」

「またかよ…」

さすがの国木田もげんなりしているみたいだ。その気持ちが痛いほどよく分かる。その光景を見れば、男だったらやり場のない感情を誰だって抱くだろう。
とういうワケでその光景。ここからはライブでどうぞ――――。



「キョン!アンタまだ数学の宿題終わってないの!?もう時間ないわよ!一時間目だし!」

「わかっとる。だから今急いでやっている」

「だからって遅すぎよ!見た限り全然問題解けてないし!分からないとこばっかりなの?」

「恥ずかしながらその通りだ。数学は本当にサッパリ分からん」

「はぁ…。もう仕方ないわねぇ。ほらこっち向きなさい。教えてあげるから!」

「すまんな…えっとここなんだが」

「ここね。…ふ~ん。あと一歩ってところじゃないの。それならほら。ここの公式を…」

「あ~…いやハルヒ。お前が普通に書いた字だと、俺の逆になって少しわかりづらいんだが…」

「はぁ!?もう!わがままね!ならアタシがこっちくれば良いんでしょ!…っよと」

「…あ。っていや!ちょっと待てって!俺の膝の上にわざわざ座ることはないだろう!」

「良いじゃない!こっちの方がアタシが書きやすいし、アンタも見やすいんだから!問題ないでしょ!」

「いや!ありまくりだろ!あのな。ハルヒ。人間の倫理というものがあってだな…」

「却下。そんなの良いの!アタシがこうしたかったからこうするの!ほら!時間ないんだし。さっさとやる!立たされたいの!?」

「…はぁ。分かったよ。こうなるとお前は人の話聞きやしないしな」

「そういうことよ♪さぁ分かったら続きするわよ!」

「了解した…」




さあ分かるだろ?分かんない奴なんか居ないよな?なあ?
お前らもっと周りに気を遣えよ!!
しかもそれで何で付き合ってることを否定するんだよ!おかしいだろ!?
付き合ってるならまだ良い。いや良くないけど、まだ諦めはつく。…多分。
でもな!朝っぱらからずっとこんな感じなんだぞ!この前は二人で弁当食いながら、おかずを食べさせ合ってイチャイチャ(その意識全くなし)、さらに授業中に二人が爆睡してる時に寝言でお互いの名前を優しく呼び合ってたり(そもそも意識なし)、今みたいにしょっちゅうひっつきあってたり(そういう自覚あるようでなし。ていうか自然過ぎる)…もうなんか男ならやり場のない感情が生まれてしまうんだよ!「あ~もうなんかもう!」って気持ちになるんだよ!女子はなんかもう微笑ましそうに見ちゃってるから、誰も何も言わないし!ブレーキ役が居ないんだよ!
…これを毎回見せられてる男達のやるせない気持ちを分かってくれよ。マジでよう…。

「やっぱり…今日もすごいみたい…だね」

はら見ろよ。完全傍観者のような国木田でさえ弱冠弱ってきているんだ。本当に恐ろしいぜ。無自覚桃色空間…。
だから!今日は!俺たち男衆で決めたんだ対策を練ると!周りの男たちとアイコンタクトを交わす

――――絶対になんとかしようぜ!谷口!

――――ああ。なんとかしよう!

そう今日こそみなで知恵を出し合い、なんとかする方法を決議しようと決めたんだ!時刻は放課後。そう正に運命の放課後。そこに俺達の全てを賭ける!
うん?直接本人達に言えば良いじゃないかって?
…ためしたさ。その方法も。しかしな、涼宮が完全シカトなのは当然のこととする。だからキョンから攻めようと思ったんだ。そうしたらあの野郎――――

『うん?イチャイチャ?俺とハルヒが?…お前…あれがそう見えるなら、眼科に行った方が良いんじゃないか?ハルヒは俺をおもちゃにしたいだけなんだろうよ。そんなものいつものことだろう?』

お前が脳外科に行けよ!て言うかなんだよその理論!?それをイチャイチャっていうんだよ!
…というわけで俺達男共はかつてないほど結束を強くしたんだ。そう全ては同じ目的のため。涼宮ハルヒとキョンをどうにかするために!

そんなこんなで放課後。奴らはSOS団部室に居る。チャンスはこの時間しかない。ちなみにみんなそれぞれの部活を休んでまでここに集まったのさ。そう。俺達の想いはそれほどまでに強いんだ!

「というわけで、会議を始めたいと思う。まずはみんな。ここに集まってくれたことを感謝する…。みんな想いは一つのはずだ」

「おうよ!谷口!」

サッカー部の村谷(彼女いない歴=年齢)が叫ぶ――――

「俺たちの心は一つだぜ!」

テニス部の松本(最近彼女に振られたばかり)が叫ぶ――――

「あいつらに…正義の鉄槌を!」

弓道部の相川(この前告白して振られた)が叫ぶ――――

「みんな…」

みんなの想いは一つ――――。それが完璧に分かった時、俺の胸は一杯になった。これならやれる――――。そう思わせてくれる何かがあった。

「やるぞ!みんなぁぁぁぁぁぁ!!」

「「「おぉぉぉぉ!!!」」」

そう。この瞬間。真の意味で俺達は同志となったんだ――――。




「中々良い案でねぇなぁ…」

皆は考えた。己の頭脳。その全ての力を結集させて。しかし、中々「これだ!」と思わせてくれるものがない。
次第に重苦しい空気が場を支配していく。会議が始まってからすでに二時間が経過している。皆の疲労も限界に達していた。
ここまでなのか――――。
一瞬。諦めの二文字が頭を過ぎる。
いや!ダメだ!ここで俺が弱気になってどうする!何か手はあるはずだ!何か!
その時だった――――。

「じゃあさ…二人をくっつけちゃえば良いんじゃないかな?」

言葉を発したのは国木田だった。ていうかお前もこの会議に何気参加してたんだな。
国木田の言葉に全員が反応し、国木田に目を向けた。

「どういうことだ?」

サッカー部の村谷(彼女いない歴=年齢)が問いかけた。国木田は話しを続ける。

「だってさ、二人はお互い好きあってるって感覚がないから、毎日ああいう風なことをしてるワケでしょ?ならさ、お互いが何をしているか自覚を持たせれば良いんじゃないかな?付き合ってるなら、流石の二人も自分達の行動に目を向けると思うし、二人ともハズかしがりやで意地っ張りだから、付き合ってるっていう感覚があればさ、ああいうこともみんなの前でしなくなると思うんだ。特にキョンなんかは人の目を気にすることも、大いに考えられる」

「一理あるな…」

テニス部の松本(最近彼女に振られたばかり)が呟いた。

「正に逆転の発想…」

弓道部の相川(この前告白して振られた)が言う。
そう。それは正に俺達の窮地を救ってくれる発想。そうだ!みんなイチャイチャさせないことばかり考えていた。ならその逆。存分にイチャイチャできる立場にして、今までの自分達に行動を省みるようにすれば――――!!

「みんな…」

みんなの顔を見渡す。もう異論はないようだった。可能性があるならそれに賭けると言っていた。その目は力強く、輝いている――――!

「よし…これでいくぞ!みんなぁぁぁぁ!!」

「「「おぉぉぉぉぉぉ!」」」

二度目の咆哮――――そうそれは俺達の輝ける未来のための魂の叫び!




「と、いうわけで頼めないか?」

「はぁ…別に構わないのですが…」

場所はある喫茶店。涼宮たちの帰りの後を尾けて、この一番話しの分かるだろう男。古泉一樹をここに連れて来て俺達の全てうを話したのさ。みんなを代表して俺一人でな。そして二人をくっつけるようにお願いしたわけだ。いや本当はね、こんなイケメンスマイル野郎に頼りたくはなかったさ。だが、今の俺達はなりふり構っていられないんだ!余裕がないんだ!

「くっつける…というよりお互いの恋愛感情を自覚させることは可能なんですよ」

おお流石だぜ!お前が神に見えてくる…。後光がさしてるぜ!

「けれど…あなた達の結論はそれだ構わないんですね?」

「ああ!頼むよ古泉!お前だけが頼りなんだ!」

「…分りました。それでは…明日の彼らを見てもらえれば結果は明白だと思われますよ」

ああ…。本当になんていい奴なんだ。今夜はグッスリ寝られそうだぜ!
そして俺は古泉と別れ、みんなに俺達の勝利のメールを伝えた。みんなからの返答は心の底から勝利を祝うメール達だった。国木田。そして我がクラスの男たち。
みんなで掴んだ勝利だぜ!!




翌日。俺はいつもより朝早く登校した。そう逸る気持ちを抑えることが出来なかったのさ。

「ちぃーす!」

朝の挨拶もいつもより大声が出る。やっぱ気持ち良いぜ!勝利の後の朝は!

「ああ。おはよう。谷口」

国木田――――昨日の英雄が挨拶を返してくれる。男達の顔を見渡す。みんな、満足そうな顔をしている。そして窓側の二席を見てみると――――。




「…」
「…」




――――やった…。やったんだ俺たちは!多分古泉が上手くやってくれたんだろう。二人はなんだか落ち着かない様子で。お互い窓の外を見ている。

「どうやら上手くいったみたいだね」

「ああ…。国木田。お前はこのクラスの英雄だぜ!」

小声で話す俺と国木田。男たちとアイコンタクト。

やったな――――。

ああ――――。

そうここに俺たちの暗黒の歴史はその幕を閉じたんだ!

――――と思った。




「ハルヒ!聞いてくれないか!?」

「え?」




あれ?




「すまん…いきなりで。でもな、今だからこそ、言わなきゃいけない気がするんだ…」

「う…うん」



おいおい?



「俺さ…昨日、古泉から電話もらったんだ。お前のこと、俺自身がどう思っているのか真剣に考えた方が良いって…。初めは何のことか分からなかったよ…。何を言ってるんだコイツはって思った。けどさ…その言葉がやけに胸に響いて…昨日一日ずっと寝ないでお前のことを考えてたんだ…」

「待って!キョン!…アタシも、古泉君からアンタのことを真剣に考えてみてって言われたの。最初はワケが分かんなかった。何のことなのよって…でもね、アタシもアンタのこと寝ないで考えちゃったの。…ううん。アンタのこと考えると夜も寝られなかった…」




こ・れ・は?




「そうか…じゃあハルヒも俺と同じ気持ちでいてくれるのか…」

「うん…。アタシもどうやら精神病にかかっちゃったみたいなの…」




マズイマズイマズイ!
気が付けばみんなこの二人に釘付けになっている。そこの女子!何で微妙に感動してるんだよ!いや女子みんなかよ!

「谷口…」

国木田が泣きそうな目でこっちを見てくる。そういや古泉がやけに念を押してたのを思い出した…。これはひょっとして――――墓穴ってやつ?




「ハルヒ…せーので言おう」

「うん…キョン」




いや待てよお前ら!




「「大好き(だ)!」」



「ハルヒ…これからずっと一緒だ。いつまでも隣に居てくれ」

「分かってるわ!…キョンこそ…アタシの傍から離れたら、死刑だからね♪」




そうして抱き合う二人。窓から射す朝日。その姿は神々しく、まるで運命の二人が一生を誓いあったようだと、後にある女子は語った。そしてこの二人は、歴史上恐らく誰も辿り着くことの出来なかった、愛の真髄へと向かっていくことだろう。



「「「ふざけんじゃねぇぇぇ!!!」」」

男たちの怒声は晴天の空に虚しく響き渡りましたとさ――――。




そして俺たち闘いは終わった――――。
うん。納得いかねぇ!けどよ…結局あの二人はもう仕方ないんじゃないかって思ったよ。だからさ、もうどんなにイチャついても何も思わねぇよ。




「ねえ!キョン!今度の休みどこ行く?」

「そうだな…。お前と一緒にいられるならどこでも構わないさ。一秒でも長く一緒にな」

「キョン…」

「ハルヒ…」




たとえ授業中に今みたいな会話があっても、先生すら諦めて注意しなくてこの二人が見つめ合っていても、もう何も思わねぇよ!…誰か愛を下さい。
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thame:涼宮ハルヒss genre:小説・文学
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Comment

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はじめまして。マクレーンです。

甘いですね。こういうの大好きです。

これからもお願いしますね
2008/02/24 Sun| URL | マクレーン [ edit ]
この二人のバカップルには困る。
他人に迷惑をかけるタイプのバカップルだ。
2008/02/24 Sun| URL | 春菜 [ edit ]
あーもう! ニヤニヤがとまらないなw
無自覚バカップル最高!
2008/02/24 Sun| URL | ツバキ [ edit ]
これはやばい、いろいろと

2008/02/24 Sun| URL | カンジテスト [ edit ]
初書き込み失礼します。

ここのハルキョンヤバイwww
甘い甘すぎる!!が、それがいい!!!
2008/02/24 Sun| URL | 電波垂れ流し人 [ edit ]
コメント返し(まとめで申し訳ないです)
マクレーンさん>大好きですか!ありがとうございます!こういう系は自分にとって意外と難しいみたいで…。思い浮かんだら書いていきます!

春菜さん>どうもコメントありがとうございます!自分の中では、こんな感じのカップル結構好きなんです。周りは無視でも幸せなら良いじゃないかっていうのがこの二人の形なんで・・・。ごめんなさい!

ツバキさん>ニヤニヤしちゃいますよね!自分で書いててニヤニヤしてました!毎度ありがとうございます!
2008/02/24 Sun| URL | koko428 [ edit ]
コメント返し(まとめで申し訳ないです)
カンジテストさん>ヤバイですか…。ヤバイです!けれどやってみたかったんです!すいません。これからも気が向いたら見てやってください。

電波垂れ流し人さん>お初です!コメントありがとうございます!そしてお褒め頂いてありがとうございます!これからも色々書いていきますね。浮かべばこういうのも!
2008/02/24 Sun| URL | koko428 [ edit ]
こりゃ、谷口でなくても暴れますなww
だが、それがいいww
2008/02/24 Sun| URL | 911 [ edit ]
コメント返し
911さん>度々コメントありがとうございます!こういうのだと暴れる中心と言ったら谷口な気がしてこういう感じに収まりました!谷口に感謝です!
2008/02/24 Sun| URL | koko428 [ edit ]
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